ウインドヒルの特徴

施設の特徴について

知的障害者の中でも特に対応の難しい自閉症の障害者の自立支援に取り組む施設として、知的障害者（利用者）の生活・作業・余暇活動、社会生活全般に渡って施設を中心に、専門的療育活動を長時間継続して行うことにより、社会生活のサポートに取り組む。

1ユニット9人での生活を基本単位に、少人数グループによる生活を通じ、次のステップとなるグループホーム等、地域生活への移行の可能性を念頭に、日常から基本的生活習慣の確立に向けた支援を行う。

障害の程度、こだわり方法の違いなど、様々な発達障害を起こしている知的障害者（利用者）の日常生活や作業活動の支障と鳴っている原因を探り、支援活動がよりスムーズに行えるようにするために、これまでの生育過程の記録や施設内の本人情報を活用し、それぞれ個別療育プログラムの作成を行い支援に活用する。

知的障害を伴う自閉症者は、何をしてもよい自由な時間は、結局何をしてよいかわからない時間になっており、そのままにしておくと、こだわりや常動行動等の助長につながり、余暇活動が有効に利用できない状況に陥り易いので、各ユニットで工夫を凝らした、有意義な余暇時間の活用を創造・実践する。

生活の場と日中活動（作業）の場を完全分離することにより、知的障害者（利用者）の生活リズムを安定させ、日中活動（作業）に対する集中力を養うとともに、生活の場においては、リラックスして暮らす方法の習得を目指す。

入所利用者だけでなく、地域に開かれた施設を目指し、施設の専門的機能を必要とする人へのサービス提供を積極的に取り組む。

入所更生施設をバックアップ施設として、地域生活を支援するグループホームの整備を図り、知的障害（利用者）の地域生活の実現に取り組む。